仏教声楽と大正大学雅楽倶楽部による演奏の饗宴に、300名が耳を傾ける 天台声明公演開催

大正大学(学長:髙橋秀裕、所在地:東京都豊島区)は、天台学研究室内の台友会主催で天台声明公演(てんだいしょうみょうこうえん)を開催しました。仏教学科宗学コース(天台学)の学生が週二回取り組んでいる「法義研究」の講義で身に着けた、「仏教儀式」「法要の所作」「声明」や「経典」の唱え方を披露する場となっている公演です。

 今回の公演では、令和という新しい時代への祝福と平和への祈りを込めた四箇法要(しかほうよう)を、大正大学雅楽倶楽部の生演奏で行ないました。今回の公演では、学生34名・教員6名の総勢40名が参加しました。

 毎年大正大学では天台声明公演が開催され、近隣の巣鴨地域の方を始め多くの方々の来場がありますが、今年の参加者は約300名となりました。

【本件のポイント】

① 折重なる声と衣姿の僧侶や雅楽奏者たちといった会場の雰囲気が相まって、日常では味わえない空間へといざなわれる公演となりました。

② 学生34名・教員6名の総勢40名による声明と、雅楽倶楽部10名の雅楽演奏で開催されました。

③ 衣装や小道具すべてが、仏教儀式の際に実際に使用されているものを使用しました。

【開催概要】

タイトル:令和元年度 天台声明公演 ~令和奉祝~四箇法要

開 催 日:2020年1月18日(土)

開場時間:開場:13時 開演:14時

会  場:日暮里駅南口ホテルラングウッド4階 サニーホール※

入 場 料:無料

主  催:大正大学 台友会(天台学研究室内)

※大正大学礼拝堂(8号館)建て替え工事のため、事前申込み制の外部施設での公演となっております。

建て替え工事が完了する次年度からの開催方法は現在検討中です。

■声明とは・・・法要儀式において、経文や真言を唱える際に旋律や抑揚を付けて唱える、仏教声楽曲です。天台

声明は、伝教大師 最澄が中国(唐)に渡り天台の教えを声明と共に伝え、慈覚大師円仁により体系化された後、

良忍が京都大原に開いた声明の道場を中心に伝承されてきました。現在でも天台宗ではほとんどの法要に声明は

使われ、また、舞楽法要などでは伝統音楽として、公演が行なわれています

(参照:天台宗サイトhttp://www.tendai.or.jp/shoumyou/)。

■四箇法要とは・・・仏教儀式の部分名称であり、その構成は、「唄匿(ばいのく)」「散華(さんげ)」「梵音(ぼん

のん)」「三條錫杖(さんじょうしゃくじょう)」の四種類の声明曲が中心となり構成されています。その歴史は古

く、752年(天平勝宝4年)に奈良東大寺の大仏開眼供養会に総勢千人以上の僧侶による大法要が行なわれた

と記録があります。