無停電電源装置(UPS) 新シリーズ「BU-2R(H)」と自動シャットダウンソフト「VirtuAttendant」を新発売

オムロン株式会社(本社: 京都市下京区、代表取締役社長CEO: 山田義仁)のグループ会社として社会システム事業を担うオムロン ソーシアルソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長: 細井俊夫、以下、 OSS)は、200V仕様のサーバー向けの無停電電源装置※1(UPS)の新シリーズ「BU-2R(H)」と、仮想サーバー※2を停電時に自動でシャットダウンし、復電時に自動で立ち上げる設定を行う、仮想化環境専用自動シャットダウンソフト「VirtuAttendant(ヴァーチュ・アテンダント)」を2020年2月より発売します。オムロンは、「BU-2R(H)」と、「VirtuAttendant」を用い、停電時のシステム保護と、専門人材不足の課題解決に貢献します。

BU5002R

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BU3002R/BU3002RH

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デジタル化の進展により、データセンターなどで企業が運用するサーバーの台数が増加する一方、サーバーの維持・管理コストの最適化や、情報システムに関わる人材の確保が課題となっています。そこで、1台のサーバー上に複数の仮想サーバーを構築することで、物理的なサーバーの台数を少なくできる「仮想化」技術に期待が高まっています。

こうした仮想化に対応する高機能なサーバーは消費電力が大きく、UPSにおいても、従来の100Vから、200V対応へのニーズが高まっています。また、仮想化サーバーは多様なOS(オペレーティングシステム)を持つため、UPSの導入時に高度な設定や長時間の動作検証が必要であり、システムを構築するシステムインテグレーター(SIer)の工数が増加し大きな負担となっています。また、災害などによる急な停電時に、サーバーを自動で正常にシャットダウンし、情報システムを保護することも課題となっています。

OSSは、このようなニーズに応え、200V仕様のサーバーに対応できる新シリーズ「BU-2R(H)」のUPSを開発しました。増設用バッテリーユニットを最大3台まで接続できるようにすることで、従来シリーズと比べ、16倍となる80分以上※3のバックアップ時間を実現し、仮想化サーバーのシャットダウンに必要な時間を十分確保できるシステムの構築が可能となります。さらに、これまで培った様々なOSに対応するソフトウェア技術を活用し、仮想化環境専用自動シャットダウンソフト「VirtuAttendant(ヴァーチュ・アテンダント)」を新たに開発しました。3つの新機能により、UPS導入時の動作テストの設定項目の削減し、SIerの作業負荷軽減に貢献します。

OSSは、デジタル化を支える仮想サーバー市場に本格参入し、サーバーをはじめとした構成機器を万一の停電から守るとともに、SIerの負担低減により、情報システム部門の人手不足の解決に貢献するソリューションを提供してまいります。

OSSは、UPSの新しい価値を提供することで、誰もが安心・安全・快適に生活できる、電源リスクゼロ社会の実現を目指していきます。

※1:UPSとは、停電などによって電力が断たれた場合にも電力を供給し続ける電源装置。例えば、データセンターやコールセンターにて、停電時のサーバー保護のために使用される電源装置。

※2:物理サーバーのハードウェアを利用した仮想的なサーバーソフトウェア。1台の物理サーバー上で、複数の仮想サーバーを稼働させることが可能であるため、多様なOSやアプリケーションを1台の物理サーバー上で動作させることが可能。物理サーバーのリソースを有効に活用できるため、業務の変更にも迅速に対応が可能。

※3:当社製品比較。5000VAタイプにおいて既存機種、同負荷(3500W)で比較した結果。

無停電電源装置(UPS)「BU-2R(H)シリーズ」の主な特長

増設用バッテリーユニットを3台まで接続可能

増設用バッテリーユニットを最大3台接続することにより、5000VA/4500Wモデルであれば、4500Wの負荷容量を約60分バックアップ可能です。

最大4500Wまで1台のUPSで対応可能

5000VA/4500Wと3000VA/2700W(出力がコンセントタイプと端子台タイプの2タイプ)の3タイプをラインアップ。

出力力率0.9で開発したことで、より高容量な機器の接続が可能になりました。

豊富な出力コンセント(3000VA/2700Wタイプ)

200V仕様のサーバー、ストレージの接続に最適なIEC規格の出力コンセントを10個搭載しているため、PDUが不要です。また出力コンセント制御機能により、復電後のマニュアル起動が不要です。

価格

「BU-2R(H)シリーズ」価格

仮想化環境専用自動シャットダウンソフト「VirtuAttendant」の主な特長

「VirtuAttendant」ロゴ

①パワーシーケンス機能

仮想マシンのシャットダウンシーケンスを、「時間」+「優先順位」の2軸で設計する必要があったものを、仮想マシンのON/OFFのステータスを自動で判断した上で次処理を行うことで「時間」の概念を取り除くことを可能にしました。「優先順位」の1軸のみで設計可能とすることで、設定、および動作テストに要する工数の低減が可能です。

②疑似シャットダウン機能

GUI上のワンクリックで仮想マシンのみをシャットダウン可能としたことで、UPSの入力ケーブルを抜かずに仮想マシンの動作テストが実行可能です。その結果、動作テストを実施するごとに行う必要があったUPSの補充電の工数が不要になります。

③シミュレート機能

設定シーケンスをテスト実行前に画面上で確認可能とすることで、設定の見直しやテストの繰り返し工数を低減可能です。

※パワーシーケンス機能、疑似シャットダウン機能、シミュレート機能は特許申請中。

価格

「VirtuAttendant」価格

<オムロン株式会社について>

オムロン株式会社は、独自の「センシング&コントロール+Think」技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、電子部品、社会インフラ、ヘルスケア、環境など多岐にわたる事業を展開しています。1933年に創業したオムロンは、いまでは全世界で約35,000名の社員を擁し、約120の国と地域で商品・サービスを提供しています。詳細については、https://www.omron.co.jp/ をご参照ください。

<オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社について>

オムロングループにおいて、社会インフラ事業を担う企業。最先端のIoT技術、AI、ロボティクスとサービス、データ活用による「ソーシャルオートメーション」で、誰もがより安心・安全・快適に生活できる社会の実現に向け挑戦しています。